相続登記は司法書士にまかせる

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司法書士士業相続登記

亡くなった家族の遺産のなかにもしも不動産が含まれていた場合には、はやめに相続登記の手続きをすることが必要です。かつては費用がかかるからとこの手続きをせずに放置してしまうケースも少なからずありましたが、そうすると何十年かが経過して次の世代の相続が開始された場合、相続人の数が膨らんでしまい、手続きをするために揃えなければならない書類も多くなり、実質的に手続きをするのが難しくなってしまいます。相続登記のための手続きに必要な書類としては、亡くなった人の出生から死亡までの経過がわかる戸籍謄本のほか、相続人全員の戸籍謄本や印鑑登録証明書、遺産分割協議書、固定資産税評価証明書などいろいろとあります。特に遺産分割協議書は相続人全員が集まって協議の上で作成しなければなりませんし、その他の書類もそれぞれの人の住所地または本籍地の市町村役場に出向いて交付を受ける必要があるなど、かなりの労力がかかります。

こうした複雑な手続きを素人がすべて行うのは難しく、やはりその道のプロに依頼をしておくことこそ解決のための近道です。相続登記にかぎらず登記全般にわたっての知識と経験をもつプロといえば司法書士が挙げられます。司法書士は行政書士や弁護士などと同様に、法律関係の有資格者の一角を占めていますが、とりわけ不動産登記の分野に特化しているのが注目されます。司法書士の場合には同じ有資格者でも弁護士などに依頼するのと比較して料金が安くなることが多いのも魅力です。

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